首都高速道路の電気設備とは?

こんにちは。

私たち親和電設(株)は首都高速道路の電気設備のメンテナンスや補修工事を行っている会社です。

と、言いましても、皆さんは、そもそも首都高速道路の電気設備って何?って思われるかたがほとんどかと思います。

ですので、今回は皆さんに首都高速道路の電気設備について知って頂こう!

ということで、首都高速道路の電気設備についてお話させてください。



首都高速道路の電気設備の種類



1.照明設備

まずは、目につきやすいものとして照明設備があります。

首都高速道路上に、通行されるドライバーの方々が安全に通行できるよう快適な照度を確保するためや、橋を彩る景観照明

約30mに1本立っている照明ポール

トンネル内では様々な照明設備

レインボーブリッジや五色桜大橋、ベイブリッジ等の景観照明

いろいろな、色、形のものが設置されています。


そしてこの照明設備の中には、行先の案内を照明設備によって指し示す標識設備であったり、非常時、車両に乗車した方を安全に一般道に避難させる非常口誘導標識等も照明設備に含まれます。

首都高速道路上で、光っているものは照明設備!と思っていただけましたら間違いないです。


2.交通通信設備

首都高速上の車両の通行状況の把握、そしてその情報をドライバーの方にお知らせするための交通通信設備があります。

事故の情報や、渋滞の情報、通行の情報を見る監視カメラ

渋滞情報や、事故の情報をドライバーにお伝えする可変情報板

業務に慣れた方の間では”トラカン”と呼ばれる、通行車両の数や、速度を感知するトラフィックカウンター

カーナビ等の情報を伝達するVICS設備

様々な、首都高上の情報を伝達する設備が設けられています。


3.トンネル防災設備

首都高速道路上には、様々なトンネルがあります。

短いものから、長いものでは18kmにもなる首都高速中央環状線の山手トンネルがあります。

そのトンネル内で発生した、事故、災害に対処するために

火災を検知する自動火災検知器

トンネル内火災を水噴霧において消火する水噴霧消火設備

火災を、大量の泡の放射によって覆い鎮火する泡消火設備

その設備に設けられているボタン式の集う通報機設備

この様々なネットワークを駆使して、万が一の事故、災害に備えるシステムを構築しています。


4.受変電設備

首都高速道路は、全長約330kmの及ぶ都市高速道路です。

この長さすべてに円滑な電気を送るため、1~2km内に1箇所、電気のステーションとなる変電塔が設けられています。

その変電塔より、各でき設備に電気が供給されています。

東京電力から送られてくる電力を、首都高速道路内で、円滑に運用されるよう、電気のネットワークを構築しています。


終わりに

説明が長くはなりましたが、少しは首都高速道路の電気の仕組みをしっていただけましたでしょうか?

皆様にとって少し首都高速道路が身近に感じていただけましたらうれしいです。

次回以降、弊社の業務の日常をお伝え出来たらと思っています。


親和電設 株式会社は絶えず延長していきながら、電気技術の進化とともに変貌を遂げていく首都高速道路を支え、ともに成長、発展させて頂いております。

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